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更年期で倦怠感や憂鬱感に悩んだ日々

私が更年期障害になったのは、40歳になる頃でした。28歳で結婚し子どもが出来てからは仕事を辞め、専業主婦をしており、家事も子育ても自分なりに楽しんでいました。

 

家族のために料理をするのも好きで、毎日きっちり3食、夫や息子にはお弁当も作っていました。

 

しかし、ある日から特に何の前触れもなく、料理が苦痛に思えるようになったのです。

 

その日の献立を考えるのが憂鬱になり、結局お惣菜を買って済ませるようになりました。夫も息子も、私が料理をしないなんて珍しいと思い心配していたのですが、私自身もなぜそのような気分になるのかが分からずにいました。

 

そんな日が続くにつれ、料理だけでなく、掃除や洗い物等の他の家事も面倒に思えてきて、日中もカーテンを閉め部屋を暗くしてソファーでだらだらと寝転んで過ごすようになりました。

 

どうにかしたくても、体が持ち上がらないような感じで、とにかく気分も体も重かったのです。

 

そんなふうに過ごすうち、「何もしたくないけど、何もしていない自分が嫌になる」という負の感情で心がいっぱいになり、どうしたら良いか分からず、夫にそのことを打ち明けました。

 

夫は私に病院にかかるよう勧め、私は心療内科に診てもらうことになりました。

 

受診すると、そこで初めて自分が更年期障害になっていることを知らされました。それを聞いただけで、これまでの辛い気持ちや体の不調の理由が分かり、かなり気分が楽になりました。病院からは精神を安定させる薬をもらい、それでしばらく様子を見ることになりました。

 

薬を使うと、ネガティブになりがちだった思考も、少しは楽天的になり、確かに何もしていなかった時よりは気分が楽になりました。

 

1年ほど通院と薬を続けていると、そのうち薬が無くても気分が落ち込まなくなり、家事も以前のように普通に出来るようになりました。

 

今思えば、夫に相談出来て本当に良かったと思います。相談して病院に行っていなければ、私はきっと自分を責め続けて更に悪い状態になってしまっていたかもしれません。